アロハ!
今回はハワイ島観光スポット第14弾として「ナハ・ストーン」をご紹介します!
ナハ・ストーンは、ヒロ市の公立図書館前に置かれている、巨大な長方形の一枚岩。
ハワイの重要文化財に指定されているこの巨岩は、重さは推定3.5tで、もともとカウアイ島からカヌーで運ばれ、その当時ヒロにあったヘイアウ・ピナオ(神殿)に安置されていたそうです。長い年月の間にその存在は忘れ去られていましたが、ヒロの民家の裏庭で発見され、現在の場所へ移されました。また、ナハ・ストーンの右隣に垂直に立っている岩は「ピナオ岩」と呼ばれ、ヘイアウ・ピナオの柱の一つだと考えられています。
「ナハ」という名前は、当時の王族であったナハ族に由来していますが、ナハ族では男の子が生まれるとすぐにこの岩の上に寝かせ、神官がチャントを唱える間泣かなければ、ナハ族の王子であることが認められたそうです。
なお、ナハ・ストーンを動かすことができる者はやがてハワイ諸島を統一する、と予言されていました。1789年に挑戦したカメハメハ一世は、岩を動かしただけでなく、ひっくり返すことに成功した、と言い伝えられています。その後、カメハメハ一世は、マウイ島、オアフ島を次々と手中に収め、1810年にハワイ諸島を統一。予言は現実のものとなりました。
ナハ・ストーンを持ち上げられるか挑戦!しかし、ぴくりとも動きません。。。
岩の近くにあるカメハメハ大王の標識。大王を真似して並んでみました。
ヒロにお越しの際は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!(ぎっくり腰にはくれぐれもご注意を)
ハワイ島マイカイオハナツアー
みずほ