アロハ!ツアーガイドのみずほです。
いよいよ始まった、フラの祭典メリー・モナーク・フェスティバル。真っ只中の今回は、ハワイ島観光スポット第15弾として、メリー・モナーク・フェスティバルが開催される『エディス・カナカオレ・テニス・スタジアム』をご紹介します!
スタジアムの名前となっている「エディス・カナカオレ」は、人々から「アンティー・エディス」と親しまれた、ハワイの偉大なクムフラ(フラの師)。1913年にハワイ島のホノムで生まれ、クムフラとしてだけでなく、チャンター、作曲家、大学講師としても有名。代表曲には「カ・ウルヴェヒ・オケカイ(Ka Uluwehi O Ke Kai)」があり、今でも歌い継がれています。ハワイ大学ヒロ校やハワイ・コミュニティ・カレッジではハワイ文化の講義で教鞭をとっていました。ハワイ文化・伝統音楽の継承に人生を捧げた功績から、1979年には本派本願寺ハワイが中心となって選定する、ハワイ州の人間国宝に選ばれました。
スタジアムで開催される最大のイベント、メリー・モナーク・フェスティバルは、メリー・モナーク(陽気な王様)と呼ばれたカラカウア王の名を冠したフラの大会で、1963年に始まりました。開始当初はフラの発表会でしたが、1971年以後は審査員が採点する競技会に。今年のスケジュールは、一般公開されるホイケナイトが23日(水)に、コンペティションは24日(木)にミスアロハ、25日(金)にカヒコ、26日(土)アウアナの予定です。
スタジアムは、普段はテニスや柔道の練習などに使用されています。
そして大会前の現在、会場はこのようになっています!
地元のハラウ(フラのスクール)は4月上旬から会場でステージ練習を始めており、開催の1週間前には写真のように観客席が並べられました。他島のハラウも続々とハワイ島入りしており、ヒロの街は熱気に満ちあふれています!
ハワイ島マイカイオハナツアー
みずほ